生老病死(しょうろうびょうし)
四苦八苦は全部で八つ
昔からよく言われている言葉に「四苦八苦」という言葉がありますが、これは、最初の四つの苦しみと後の四つを加えて全部で八つの苦しみがあるという事です。
生老病死
この言葉で、最初の四つの苦しみについて取り上げたいのです。四つの苦しみとは、人は、この世に生まれ、年をとり、病気になって、死んでゆく。この過程を多くの人がたどることになる。この事を「生老病死」と言われています。
運命的なもの
ここで考えてみたいのは、「生」という事です。私たちはこの世に生まれてくるのに自分の意思や希望などかなえられない。それでも生きてゆかなければならないだろう。
生きてゆく中で、多くの人々と人間関係を持ち共にささえあいながら生きてゆくことになる。そこに「運命的」なものを私は感じる。
自分の番が
僧侶として葬儀に行った時など特に感じる。人には「天寿」のようなものがあり、それをまっとうされたのではないかと考える。そして、自分の番がいつかは回ってくると思わずにはいられない。
精一杯生きること
人は、必ず「死」を迎えなければならない時が来る。それはいつ来るかは誰にもわからない。
だから、今、生きている事を有難く思い、精一杯生きていくことが大切だと思う。
