仏壇に参る時、かねを何回打てばいいのですか?
仏壇に参る時、かねを何回打てばいいのですか ?
「仏壇に参る時、カネを何回つけばいいのですか」と、よく聞かる事があります。通常、家庭にある仏壇の鏧(きん)は、小鏧;(しょうきん)と呼ばれているもので一般的には仏壇のカネと呼ばれています。
鏧には、お寺の本堂などにある大鏧;(だいきん)・各家庭の仏壇などにおいてある小鏧(しょうきん)・外で使う(火葬場や墓などで使う)引鏧;(いんきん)の3種類があります。
これらはすべて桴(ばち <打棒 うちぼう>)で外側を打ちます。但し、小鏧は内側を打ってもよい事になっています。
鏧を打つ時は、読経(どっきょう)する前に、最初に二声(・・2回打つこと)、中間に一声(・・1回打つ)、最後に三声(・・3回打つ・・・この場合、強く・弱く・強く打つ)打ちます。
従って、鏧を打つ意味は、経を読むという合図の意味合い(最初の二声)、次に経が変わりますよという合図の意味合い(中間に一声)、これで終わりですよという合図の意味合い(最後に三声)があります。
また、経を唱える場合、この経はどの音(ハ長調のレとかミとかラなど)から唱えるか決まっています。だから、鏧を打つ事で音をとって経を唱えるのです。
仏壇の前に座って、手を合わせる場合、鏧を打たなければならないということはありません。大切なのは、心を込めて手をあわす事ではないでしょうか。
