お盆のお供えについて
お盆の時の供え物はどのようにすればいいですか。
毎年、この時期に檀家参り行くと、「お盆とき、仏壇のまつり方は、お供えは、どのようにすればいいのですか」と尋ねられることがあります。私の応えは決まって「いつもと同じでいいですよ」と応える。すると、尋ねられた方の多くは少し変な顔をされる。そして「本当にこれでいいのですか」と言われる。普段と変わらず、仏壇をお参りするとき、ローソクに火をつけ、線香をあげ、「南無阿弥陀仏」と念仏を称えながら手を合わせる、それでいいですよと応えます。
お酒などを供えたいのですが・・・
そう応えると、「仏壇には何も供えなくてもいいのですか」とおっしゃる方がおられます。すると私は「いつもと変わらないようにという事で、お盆だからと言って何も特別な供え物は必要ないという意味ですよ」と応えると、また変な顔をされることがある。それで仕方なく仏壇のまつり方、供え物について図にしてあるものとそこの家の仏壇を見せながら説明する。(作法のところに記載してある図)
中には「じいちゃんはお酒が好きだったのですが、おばぁちゃはお酒が嫌いだったのでが・・こんな時供え物はどうすればいいのですか」と尋ねられる人もおられます。こんな時の応えは決まってお酒は供えませんと応える。なぜなら、お釈迦さまが日常生活の中で守らなければならない決まりのなに「お酒は飲んではならない」という決まりあるからです。
供え物は誰に対してするのですか
供え物というのは、ご先祖に対して行うという気持ちが大切だと思いますが、ご先祖と言ってもどれくらいさかのぼるのかと言えば、なかなか決めるのは容易なことではありません。また、ご先祖によって食べ物の好物も変わってくるでしょう。
浄土真宗の教えは、供え物は守り本尊である阿弥陀如来さまに対して行うものです。ですから、供え物もある程度何を供えればいいのか決まってきます。
どんなものを供えればいいのですか
ちなみに供え物については、食べ物以外が優先されますが、それには次のようなものがあります。
お香(線香)、灯明(ローソク)、花
浄土真宗では、花についてはとげのあるものや毒花、悪臭を放つ花などは避けるようにしています。
また、食べ物の供え物については次のようなものを供えるようにしています。
仏飯(うっぱん)、水(華瓶《けびょう》にいれて供える)、もち、菓子、果物などです。
また、生ものは供えないようにしています。
詳しくは、作法の中の仏壇のまつり方、供え物についてもご参照してください。
