あたりまえな事の有難さ
左肩に違和感があったが・・
「あたりまえ事ほど有難いことはない」と思い知らされた事があった。去年の春ごろ、左肩があがらず大変困った。急になったのではなく冬頃から左肩に違和感があったが「たいした事がない」と勝手に思いこみ医者にも行かずそのままにしておいた。
左前から扇風機をあてていただいた
8月に法事があったときのことである。仏間にはクーラーがなかったので、扇風機は何台か用意されていた。私には、ローソクの火が消えないようにと左前からあててくださった。
おかげで汗もかかず
おかげでさほど汗もかかず、経を称えることができました。法事が終わり、お寺まで帰ろうとして左手で荷物を持とうとした時、うまく荷物が持てず驚いた。
左腕に激痛が走る・・・
お寺までの帰り道、左腕を前後に振ろうとしたが、左腕に激痛が走り触れない。何がどうなっているのか自分ではわからない。
五十肩でしょう
その日の夜、あわてて病院にいくと、「たぶん五十肩でしょう」との事、明日検査するので必ず来るようにいわれた。
日にち薬ですから
次の日、再び前日行った病院に行き、検査を受けるとやはり「五十肩」だった。お医者さんが言われるのに「これは日にち薬なのであまり心配することはない。痛み止めの薬を出しておきますから」との事であった。まずは、一安心したが・・・
ちょっとした事でも
それからというものは腕の痛みとの戦いの毎日であった。例えば、自転車に乗っていて、人が急に飛び出してくれば急ブレーキをかけハンドルをどちらかに振る。そのようなことでも激痛が走り痛みに耐えられず自転車から降りて少し休むというような状態であった。
檀家の人に教えていただきました
檀家の人で同じような経験をした人にその事を話すと、その人が直した方法を教えていただいた。一つは、その方が通った整形医を紹介していただき通った。また、日常生活の中で、左腕を前後にゆっくり振るように言われそれも試みた。
6ヶ月ぐらいで
そういう事を続けている事で3ヶ月目ぐらいから徐々に痛みが消え、6ヶ月くらいで殆どよくなった。
ちょっとした事で
その事を通して思ったことだが、痛みを感じるという事は生きている証拠だからこれは仕方ないことだろうと・・・・。そして、日頃、あたりまえのように何気ない動作でも、ちょっとした事で、苦痛や不便さを感じることがある事を改めて思い知らされた。
くいのない人生に
年をとると共に病や死の苦しみから逃れることは出来ない。当たり前の事かもしれないが、命ある限り精一杯生きてくいのない人生にしたいものだと思った。
