三部経(さんぶきょう)というお経はありません
法事を勤めたいので・・・
檀家参りをしていると時々「今度、法事を勤めたいので三部経をお願いします」と言われることがあります。そう言われる人の中には、三部経は時間が長いけど、最高のお経だからと思っておられる方もけっこう多くおられます。
三つのお経を合わせて三部経と言っています
そう思っておられる方に、三部経というお経はありませんとはっきり言う。
三部経とは、仏説無量寿経(ぶつせつむりょうじゅきょう=略して大経(だいきょう)、仏説観無量寿経(ぶつせつかんむりょうじゅきょう=略して観経(かんぎょう)、仏説阿弥陀経(ぶつせつあみだきょう=略して小経(しょうきょう)の三つのお経を合わせて三部経と言っています。
仏説と書いてあるのはお釈迦様が説かれたことを示しています。
お経のはじめに仏説とついているのは、お釈迦様が説かれたことだからです。
無量寿経には・・・
「仏説無量寿経」は、法蔵菩薩(ほうぞうぼさつ)という仏様が、人々を救うために48の誓願(せいがん)をたてられ、気の遠くなるほど長い時間をかけて修行をされ、それを成し遂げられ、阿弥陀如来になられたと説かれています。
観無量寿経には・・・
韋提希夫人(いだいけふじん)という人が自分のこどもに裏切られ、その事で悩み、苦しみますが、お釈迦様の教えによってお浄土に救われていくことが説かれています。
阿弥陀経には・・・
西の彼方にある極楽浄土(西方浄土と言われている)で阿弥陀如来様が教えを説いておられることと、極楽浄土がどんなに素晴らしいところであるのかということが説かれています。
