経を読むときどうして本を見るのですか
予期しない事を聞かれることがあります
檀家参りをしていると、私が予期していない質問を受けることがあります。
先日も経を称え終わってお茶を頂いている時、「どうしてお坊さんは経を称える時、本を見られるのですか」と聞かれました。
浄土真宗では経本を見て経を称えるのです
「浄土真宗では、経本を見て経を称えるのが作法なのです」と応えると、「経本を見ないで経を称えている僧侶を見かけたことがある」と言われました。
経本を見ないで経を称える経もあります
浄土真宗でも経本を見ないで経を称える経はありますが、それは一部の経で多くの経は経本を見て経を称えるのが基本なのです。ですから、門信徒の方の中には浄土真宗の僧侶は、あれだけ毎日経を称えているのにどうして経本を見て経を称えているのか理解できないと言われる方があります。
正しく声に出して読み上げることが基本です。
「経」とは、お釈迦さまが、説法された事を文章化されたものです。これを称えるという事は、お釈迦さまの説法を声に出して読み上げさせていただいていることになります。そしてその文を正しく声に出して読み上げることが大切です。
仏の徳をたたえることが大切です
その文章を正しく読むためには、経本をみて経を称えることがより正確だからです。そして、経を読み上げあじわい、仏の徳をたたえることと、浄土真宗では教えられています。
