縁のある人を同じ仏壇におまつりしてもよろしいですか。
家族がいないので同じ仏壇におまつりしてもいいですか
先日、いつもお参りしている家の奥さんから「一人暮らしの兄が急に他界したのですが、家族がいないので私に家の仏壇でおまつりしたいと思うのですがいいでしょうか」という相談を受けました。
さしつかえありませんが・・・
私は、「別段差し支えないと思いますが」と応えました。すると奥さんは「大丈夫でしょうか」言われましたので、思わず「何が・・・」と言ってしまいました。
故人を偲ぶことに問題はないでしょう
そこで、私は「奥さんとお兄さんはご兄妹でしょう。縁のある方を同じ仏壇でおまつりし、故人を偲ぶことに何の問題はないでしょう」と応えました。
縁やゆかりのある方との命のつながりを大切に
そして、「奥さんの家のご先祖を通して、縁やゆかりのある方との命のつながりを思うことが大切でしょう」と付け加えました。
浄土真宗では位牌は使いません。過去帳を用います
浄土真宗の場合、位牌は使いません。亡くなられた方は「過去帳」に法名(浄土真宗では戒名とはいいません)・俗名(生前の名前)等を書きます。
ですから、私は相談された奥さんの家の過去帳にお兄さんの法名等を書いてあげました。そして、お渡しする時に、後々の事もありますからお兄さんと奥さんの続き柄を記入しておいてくださいと言いました。
具会一処(くえいっしょ)とは・・・
浄土真宗では、亡くなればお浄土に還(かえ)ると言います。お浄土に帰り、素晴らしき人々と一処(ひとところ)に会うことが出来るという教えがあります。すなわち、尊敬する人・親しい人・愛する人などと再び出会い、共に過ごす世界という事になります。このような事を具会一処(くえいっしょ)と言います。
